ネタバレ避けたい方はそっ閉じで
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インサイド・ヘッド 2、結論言うと良かった
1 は観ていないので、既存キャラクターを把握するところから
基本的な流れとしては、ある感情がパネルを操作すると、主人公に思考や行動にその感情に応じた影響を与えるというもの
この映画を観てまず思ったのは、前提として鑑賞者に「感情をキャラクターとして扱うこと」を受け入れさせていて、それは感情をメタ認知するきっかけになると思うのでとても良いなと
ストーリーとしては、主人公が思春期になって新たな感情が生まれて…という内容で、いくつか印象に残ってるシーンをメモしておく
ちなみにセリフは記憶で書いてるので、こんなこと言ってたくらいに思ってもらえたら
前半でヨロコビがパネル操作してやらかして、シンパイに司令塔の座を奪われるという流れはテンポよくて良かった(?)そういう構図の話なのねというのがすっと入ってきて、この後どうなるんだろと興味をそそられた
ずっとテンション高いヨロコビが唯一キレるシーンがあって、「ずっとポジティブでいることがどんなに大変かわかる?」というセリフが確かになーと
その後、自分の置かれている状況(司令塔から追い出されて路頭に迷っている)は成長に伴う仕方のないものと落ち込んでいるところを、仲間から「ヨロコビがないと生きていけない」と言われて立ち上がる流れは良かった
ストーリーの中で割と重要だと思ったのが、主人公が幼少期に好きだったアニメ?のキャラクターの存在
このキャラクターがいくつかピンチを乗り越えるために必須な役割になっていて、こういうある種のあそび的な存在は重要というメッセージなのかなと思ったりした
演出的にもこのキャラクターだけ鑑賞者に語りかけてくるシーンがあって、何か意図があるんだろうな
シンパイが暴走してコントロールが効かなくなって涙するシーンも良かった
シンパイの「ごめんなさい、主人公のためを思って」というところで泣いてしまった
基本的にシンパイはいつも焦っているキャラクターで、誰しもパネル操作されていたなーと思うことあるのでは
こういうストーリーがヒット(多分)してること自体が、何かある種の救いになってる気がする
ここまで書いたように作品が良かったこともあってエンドロールも見入っていた
社会人になってそれなりに経っているので、こんなに多くの人が関わってるんだよなーとしみじみ思いながら
一日の終わりにキャラクターが短期記憶を長期記憶にする的な作業を、綺麗な演出を通してやっていたのをふと思い出す
今日は早く寝よう